「お着き菓子」と「本山茶」

宿に到着されたら、まずはお部屋にご用意している「お茶」と「お茶菓子」でほっと一息。当宿の旅の疲れを癒す一服のお供「お着き菓子」は、和菓子職人がこだわりを持って作る季節毎にかわる和菓子をご用意。お茶は、地元で生産されている「本山茶」をご用意。
ラウンジやお部屋でお茶やコーヒーなどのお飲み物と一緒に提供されるお菓子。「ウェルカムスイーツ」と呼ばれることもありますが、日本語では「お着き菓子」と言われております。

＜お着き菓子の理由.1＞旅の疲れを癒すため
遠い昔、遠くから訪れた旅人の疲れた身体を癒すため甘いものを提供した。というのが起源とも言われています。いつの時代も、甘いものに癒されるのは変わらないようですね。

＜お着き菓子とお茶の理由.2＞立ちくらみや失神などを回避するため
お客様が宿に着いたときは、身体を動かしたことで血糖値が下がっている状態である場合が多いといわれております。血糖値が下がったまま温泉に入ってしまうと、立ちくらみや失神など具合が悪くなってしまう危険が。それを回避するために「お着き菓子」を頂いて、血糖値を上げるという理由があります。また、お茶を頂くことで、入浴前の水分補給になるほか、お茶に含まれているビタミンＣが湯あたりを防ぐ効果もあるとされております。